日本の古建築

日本の古建築

古建築リスト:平安時代末まで59棟。 西岡常一「桧は1000年もつ」の為に。

「木造だから1000年持つ、コンクリートは100年しかもたない。」と名古屋城木造天守を復元したい皆さんは、西岡棟梁のお話「樹齢千年の桧の寿命は千年」法隆寺を支えた木、1978年NHK出版を捻じ曲げて使います。わざと間違えて吹き込む河村市長が...
城下町

津 城下町 27万石(伊賀上野も含む)副題:藤堂高虎の功績

藤堂高虎(1556~1630)は、慶長13年(1608年)に、家康から津(伊勢国の安濃郡・一志郡)と伊賀国を与えられ、家康の指示に従い、大坂豊臣包囲網として津城、伊賀城を作りました。高虎は大阪の陣の後さらに伊勢国の鈴鹿郡・安芸郡・三重郡を加...
城下町

寺内町・貝塚は、環濠城塞都市であった。with 城下町・岸和田

欧州、中国の都市を見るに、すべてが「環濠城塞都市」でした。欧州と同様に城壁を持つ中国では、CITYを「城市」と訳しました。城壁を持たない日本は「都市」と訳しました。塩野七生の「コンスタンチノーブルの陥落」は、1453年の東ローマ帝国の首都コ...
お城の石垣

お城の石垣

犬山城、名古屋城と、城を順に書いて来ましたが、その都度、石垣について必ず触れています。重複が多くなるのは、名古屋城木造天守復元での名古屋市石垣部会のお話が「石垣の基礎知識」がないとわからないので、それを補おうとした事と、小牧市が「信長の小牧...
城下町

田原 城下町 1万石 with吉田 7万石

名工大建築学科 昭和49年度学士論文より 渥美半島は田原市であること皆さん知っていましょうか。そして、江戸時代に田原藩が渥美半島にあったことなど知らないでしょうね。私も名工大内藤研究室に入ってから、豊橋市はかって吉田藩であり、城下町であった...
城下町

西尾 城下町 2万石⇒大給松平氏 6万石  with 岡崎 5万石

三河国29万石は徳川家の故地として、譜代大名が分割統治していました。矢作川沿いに拳母城(豊田市)2万石、岡崎城5万石と、河口に西尾城6万石がおかれ、豊川河口には吉田城(豊橋市)7万石、あと、尾張との国境の境川河口に刈谷城2万石、渥美郡に田原...
日本の古建築

日本の古建築 Japanese architectural history

2016年台北で木造建築をみて、戻ってから「台北の霊廟建築に日本の古建築を知る。」を書いたのですが、結果として、第3章日本の建築様式 とタイトルし「日本建築史概説」を書くことになりました。半世紀前から、私は学徒として、いろんな方の「日本建築...
日本の古建築

他の お城 other castles

高知城、松山城、岡山城、姫路城、清州城 多くの城、城跡を私は訪ねていつのですが、どうも、記録が残っていなくて。一度、10年前に車で四国から中国を回ったのが残してありましたのでFACEBOOKから転載しておきます。 高知城 2013年9月記 ...
日本の古建築

江戸城天守は、高く、輝いていた。

一期:慶長12(1607)年竣工~1624年 17年間 本丸を拡大し天守は北へ。二期:元和 9(1623)年竣工~1638年 15年間 二の丸を拡張。三期:寛永15(1638)年竣工~1657年明暦の大火以後ナシ 都市大改造へ。●2020年...
日本の古建築

読書感想文 「いざ城マニアたらん」A4版24枚

「小牧長久手合戦図屏風と戦国軍記」松浦由起 著 36ページを読んで 読書感想文のつもりで書き始めたのですが、感想を言うには自らの立ち位置を語らないといけないと、建築家として40年得た知識を示し、恩師・内藤昌の研究姿を思い出し、江戸城から最後...