設計方法論

設計方法論

最初は「カンタンGMS]でした。私が飛行機に乗って飛び回っていては、いつまでもたっても絵は出来てきません。入社4年目ぐらいで、GMS(巨大スーパー)の基本設計ができるマニュアル作成をしました。設計のポイントは「避難計画」です。
1978年に私が富国生命本社ビルで担当しシミズ技術研究所に依頼した、IBMの大型コンピュータによる避難シミュレーションも、2000年となると、煙の降下速度と防火区画面積、避難時間の検討を設計者ができるようになりました。

「名古屋城木造天守の史実に忠実な復元はできない、それでは殺人天守となる。」と、私は言ってきました。社団法人日本建築センターとの「避難計画」の経験から、ごく当たり前の事ですが、この計算の基となる考え方からとなると説明は長くなります。
「専門家が言っている。信用せよ。」は、マスコミの常とう手段ですが、どうにも行政側の専門家が黙して語らず、マスコミは名古屋市の嘘を暴けず、木造天守は今も漂流中です。

このような、設計プロ用の「設計方法論」を、ここにアップしても誰も見ないと承知しています。
建築素人であったも、空間を私の以下の感覚でつかむことにより、「このようにしたい。」と建築設計者に伝えやすくするための「設計方法論」です。

建築法規の一覧

建築法規を扱うのは一級建築士であり、弁護士は建築法規には関与しません。専門の建築士に任せるスタンスです。
施主として、法規の内容に入り込むときは建築士の先導があるので頼れば問題ないです。
問題は、「これだけの法があるので、素人はプロに依頼するしかない。」と思うことなく、「建設金を払うのは私だ。」と強い立場を誇示することです。
まさに名古屋市長河村たかしの間違いです。すでに木造天守に使った75億円は市長の金でなく税金なのですが、本人は選挙で選ばれたのだからと一向に気にしていません。

日本は法治国家であり、どのような種類の建物にも法の縛りがあります。

THE HIDDEN DIMENSION by Edward T. Hall, 1966:愛の距離から建築へ20130824

建築空間は、床、壁、天井の3次元の数値で表しますが、空間をとらえるのは人間です。その空間感覚は、建築より、人と人との距離によって作られている、という心理学者のお話です。

フェイスブックに、写真を中心とした文を置いています。
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.2337046903098082&type=3

パラパラとみて、ならば!となれば、以下のPDFを印刷された方が読みやすいと思います。

THE-HIDDEN-DIMENSION-by-Edward-T

輝度で設計をする。 2012年

フェイスブックに、写真を中心とした文を置いています。

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しかし、真剣に読まれるなら、以下のPDFを印刷して読むのが良いと思います。

改訂輝度で設計をする。

家具・備品、サイン・看板と、建築とは違うのですが、空間の質に影響を与えるものだと追っていました。名古屋に来て車のデザインをする人の空間を作ることになり、インダストリアルデザインを真正面から見ました。

建築家からみたインダストリアルデザイン

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