朝日新聞 2015年10月3日 /20151003asahi-news
9月議会は、市長の「2020年夏オリンピックまでに天守を木造にする。」議案に、紛糾したのですが、
議員報酬アップと引き換えに、3500万円の木造天守の調査・準備・検討の予算を議会は認めました。
議員として、仕事をすることを放棄し、「タウンミーテイング」「市民アンケート」と、いかにも市民の声を聴くふりをする名古屋市の予算に賛成したのでした。「いつでも、木造天守は止められる。」と、議員たちは思っていたのですが、今度は「お手盛り報酬アップ600万円はケシカラン。市民の声を聴こう。市長選と同時に議会選挙をするぞ。」と河村市長に脅され、議会は選挙が怖くて木造天守予算500億円を市長選の前、2018年3月に認めてしまいました。
市民2万人アンケートは無効だ。名古屋市は市民をだまして「天守木造化」への賛意を求めたのだ。 20160605facebook 記 高橋和生
2015年12月から1月にかけて行われた「タウンミーテイング」のあと、2016年3月に竹中工務店の提案が公開されました。その後、議会要望の「市民アンケート」を名古屋市は行います。6月1日に、名古屋市は市民100万戸に「広報 なごや 6月1日号」を配りました。まったく、嘘ばかりの市民を騙す広報でした。これだけ嘘をついて、500億円の巨大プロジェクトが進むはずありません。